町の活動をする理由(その7)

(理由その7)「感謝」という感情

いつからか「感謝」という感情が自分の中に出て来ました。
何故かは分かりません。
家族、子供ができたから。そういったことからかも知れません。
昔は全くといっていいほどそういう感情はなかったです。
自分一人で生きていると思っていました。

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町の活動をする理由(その6)

(理由その6)仕事でがんばっている他の方々のバックアップをするため

みんな仕事で大変です。
私は今仕事をしていません。
そんな私ができること。
みんなのバックアップです。

時間がかかる作業。休日の買い出し。
会合に出られなかった人へのサポート。
議事録の配布。
行事当日は動く。

自分が普通に働いていたら、町の行事は二の次三の次です。
疲れるから。

だから私は疲れることをやりました。

そもそも、「考えること」と「悩むこと」は違うのです。

『孤独と不安のレッスン』(鴻上尚史著・大和書房)より。

そもそも、「考えること」と「悩むこと」は違うのです。

僕は22歳で劇団を旗揚げしました。今と違って、学生劇団からプロを目指すなんて、誰もやっていませんでした。当然、旗揚げの時は、不安でした。

早稲田大学演劇研究会という所にいたのですが、先輩が、僕に、「鴻上、劇団、どうするの?」と聞いてきました。

「今、どうしようか考えているんですよ。旗揚げしたほうがいいのか、やっていけるのか……」

と答えると、その先輩は、

「考えてないじゃん、悩んでるんだろう」

と言いました。えっ? という顔をすると、先輩は、

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町の活動をする理由(その4)

(理由その4)集団欲を満たすため

何かに属していないと落ち着かないと思う。
家庭はあるにしてもそれ以外があるといい。
普通は会社があったり、学校があったり、部活があったりするだろう。

俺は独りぼっちではないんだ、と思える。

しかし、逆に独りになりたい時もあるが。
だけどそれは何かに属しているからこそ思う感情。

町の活動をする理由(その3)

(理由その3)町に溶け込むため、町の人に認められるため

俺は町民から見れば外様である。
いきなりきた知らない人。
もしかして町に悪影響を及ぼす可能性もある。

いや、そうじゃないんだよ。
俺は町を大切に思っているんだよ。
と伝える必要がある。

また、その町の活動を一生懸命することにより、
ここまで顔晴る人なのかぁ。
と思ってもらえる。

そのことによって仲間に入れてもらえる。
飲み仲間に入れてもらえる。

町の活動をする理由(その2)

(理由その2)子どものため

子どもの成長には学校、保護者だけでは足りない。
地域の力も必要。
地域の活動で学習できることは沢山ある。
・古くからの行事
・その地区での習わし
・地域との付き合い方
・大人社会の上下関係
・地形、地図、方向感覚の習得
など

子どもが外で遊ばないとかいう現象は子どもだけの問題ではない。
親、地域がそういう場所を提供しているか?
安全な場所を作ろうとしているか?
そういった場所をつくることを努力する必要がある。

子どもは「たから」であり「原石」だ。
未来の世界に対して。
現在の世界に対しても。